現実ってきびしーなー
そう思い、ズーンと体が重くなった。
何かラクになる方法はないか、
何か別の考え方はないか、
なにをどう考えても、
戻ってきてしまった、「これしかない」。
考え方を変えたり、
やり方を変えると楽になることも多い分、
この道しかないという現実がズシッとのしかかる。
一周回って戻ってきた私は、
うーーーん
と唸る。
「現実って、容赦ないよなー…」
重い空気に耐えられなくなった私は、
自転車に乗った。
顔だけがどんどん冷たくなっていって、
今日は疲れてるんだなー
やっと頭の奥が緩んだ。
緩んだら、
まぁそういう日もあるよね。
やるしかないことにワクワクするまで、
ちょっとボーッとしよう。
そう思えた。
ただちょっと、今日は疲れていただけ。
自分を信頼できるようになったから、
ワクワクするまで待てるんだ
って、
今ちょっと、ホカホカした気持ちが戻った。
