ふと、外からの刺激で一瞬で沸いた怒りの感情。

それを、

この感情って、感じていいのかな? とか、

無理やりポジティブな意味づけをして、

無かったことにしようとする。

そうすると、

グルグルと、モヤモヤと、流れなかったエネルギーが

重く、心に残る。

思考のフィルターを通してしまったせいで、

通り道を失い、心の奥にとどまり続ける。

かといって、怒りに任せてうわー!となるのも、

怒った態度で相手をコントロールするのも、

いい結果を招かない。

じゃあ、どうしたら

私の内側に沸いた怒りのエネルギーを

上手く流してあげることができるのだろう。

怒りは、自分が大切にしているものが揺れた時に湧く。

だから、

静かに、でもはっきりとした守りとして、怒りを示すのだ。

それは、

自分に湧いてくる感情を、そのまま感じていいという自分への許可で、

自分の価値観を大切にするために相手との間に線を引くという守りで、

自分が感じて、それを表現できるという信頼だ。

怒りのエネルギーが心の内側を巡る。

静かな強さとして外に出ると、

それはただのイライラではなくなる。

それすらも、”自分らしく生きる”一部になっていくのだ。